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英メディアが香川の高等テクニックを称賛 「鮮やか」「華麗」「魔法の瞬間を生み出した」
ヘルタ戦で原口ら相手3人に囲まれるも巧みに突破、香川の一連のプレーに賛辞
ドルトムントの日本代表MF香川真司は、現地時間11日の第24節敵地ヘルタ・ベルリン戦(1-2)で公式戦10試合ぶりにフル出場し、今季2アシスト目をマークした。久しぶりのスタメン出場で躍動した背番号23の高等テクニックを英メディアが称賛している。
香川は、ピエール・エメリク・オーバメヤンとアンドレ・シュールレの2トップの背後に構えるトップ下の位置で入った。試合開始早々の2分にシュールレへ絶妙なスルーパスを通してチャンスを演出するなど、この日はキレのあるドリブルとパスが冴え渡った。
前半28分、自陣でこぼれ球を拾ったMFゴンサロ・カストロがドリブルで持ち上がると、センターサークル内で香川にスイッチ。香川は日本代表FW原口元気を含む3選手に囲まれる形となったが、両足でボールを巧みに操りこの包囲網を突破。そこから右足のアウトサイドで前方のオープンスペースへ走り込んだDFエリック・ドゥルムへスルーパスを通した。
香川の一連のプレーを英メディア「GIVE ME SPORT」が「魔法の瞬間を生み出した」と絶賛。他にも「3対1から鮮やかに脱出」、「華麗なパス」、「天性の魔法」と賛辞の言葉が並んでいる。
昨季、ドイツメディアで“小さな魔法使い”の愛称を与えられた香川はレギュラー落ちの屈辱を味わっているが、その魔法は失われていないと証明した。チームは1-2で敗れたが、香川は後半10分にFWオーバメヤンの同点ゴールをアシストするなど、レギュラー奪取に向けたアピールに成功している。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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