テネリフェ柴崎への期待値が上昇中! 地元メディアの“スタメン投票”でトップ下一番手に輝く
12日のヘタフェ戦に向けて実施 4-2-3-1のトップ下で最多得票
テネリフェのMF柴崎岳は、現地時間12日に行われたヘタフェ戦で加入後初となる招集メンバー入りを果たしたものの、出番は回って来ずスペインデビューは次節以降に持ち越された。しかし、現地メディアが実施した読者によるスターティングメンバー投票では、トップ下のポジションで“一番人気”を獲得するなど、日本人MFに対する期待値は高まっているようだ。
敵地で行われたヘタフェ戦は、二度にわたってリードを許す展開となったが、後半終了間際の45分に途中出場のFWクリスト・ゴンサレスの同点ゴールによって2-2と追いつき、勝ち点1を確保した。ヘタフェを追いかけ続ける難しい試合展開になったこともあって、柴崎投入のタイミングがなくなる形となったが、初のベンチ入りを果たした背番号20にはファンも注目していたようだ。
地元メディア「エル・ドルサル」は、ヘタフェ戦に向けたスターティングイレブンを読者投票で予想するコーナーを設けていたが、4-2-3-1のフォーメーションのトップ下で最も投票数を集めたのは、柴崎の69票だったという。その他の選手はボランチのMFビトロ、最前線にFWアマス、10番を背負うMFスソ・サントスら主力が並んでいるだけに、新加入の柴崎への高い期待値を感じさせる。
ヘタフェ戦のドローによってテネリフェは4位に順位を落としたものの、昇格プレーオフ圏内はキープしている。次節は現地時間19日に行われるホームのレウス戦となるが、次こそ柴崎は初陣を果たし、本拠地のファンに向けてそのスキルを見せつけることができるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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