ビジャレアルとのプレシーズンマッチで大きな存在感

　イングランド1部プレミアリーグのブライトン所属の日本代表MF三笘薫が、驚きの技術を披露した。現地時間8月10日に行われたスペイン1部ラ・リーガのビジャレアルとのプレシーズンマッチ。ブライトン3点目の起点となったプレーに加え、相手を寄せ付けない見事な浮き球コントロールも披露し話題を呼んでいる。

　今シーズンでプレミア挑戦3年目を迎える三笘。昨季は上々のスタートを切ったものの怪我の影響もあり失速。腰の負傷によりシーズン後半は出番なく、公式戦26試合3ゴール5アシストで終わった。

　新シーズンに向けて準備を進めるなか、三笘は10日のビジャレアル戦に先発出場。2-0とリードで迎えた後半、ブライトンFWダニー・ウェルベックがコントロールした際にボールが大きく前に浮きペナルティーエリア内の三笘の元へ。左足のトラップで相手を置き去りにすると、そのまま右足を振り抜いた。

　三笘のシュートは惜しくもセーブされたが、こぼれ球を新加入FWヤンクバ・ミンテが押し込みブライトン3点目をゲットしている。このプレーに「やばすぎるだろ」「えぐい」「ジダン並みのトラップ」と賛辞が続々と送られていた。

　またそれ以外でも、三笘は持ち前の柔らかいボールタッチを披露。味方GKのクリアボールに対し、うしろ向きの状態のまま右足で相手から離れるような絶妙のコントロールを見せる。近場の味方につないで攻撃を継続したなか、このワンシーンにも「たまらん」「うしろ向きのボールめっちゃトラップするもん！」「ヤバ…」「魔法だ」「PLでトップ5に入る」「トラップ技術異常」と驚きが広がっていた。