J2で輝く元日本代表に驚愕「異次元」 “リフティング6回”に会場騒然「本当に天才」

清水・乾貴士【写真:徳原隆元】
清水・乾貴士【写真:徳原隆元】

乾貴士がリフティングから溜めを作り見事なスルーパスを披露

 清水エスパルスは8月10日、J2リーグ第26節でザスパクサツ群馬を4-0で下した。快勝に大きく貢献した元日本代表MF乾貴士は、左サイドで技術の差を見せつける“リフティングトラップ”を披露。ファンからも「異次元」「本当に天才」と話題を呼んだ。

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 今季18試合4ゴールをマークしている乾。36歳となった今でも、持ち前のテクニックを用いチームを牽引する。群馬戦の勝利で首位に返り咲いた清水だが、今季は勝ち点差3で3チームが争う混戦。残り12試合も気を抜けない。

 そんななか、乾が違いを見せた。この日2アシストで得点を演出した元日本代表は、左サイドでうしろから来たロングボールの浮き球をいとも簡単にトラップ。何度かリフティングしながら相手と対峙し、絶妙のタイミングで味方へアウトサイドでスルーパスを通しチャンスを演出した。

 スポーツチャンネル「DAZN」で試合の実況を務めたテレビ静岡アナウンサーの松下翔太郎氏も「すごいトラップです!うわぁ!」と感嘆。「異次元です」と、驚きとともに場内の歓声も盛り上がったことを伝えている。

 このプレーは反響を呼び、Jリーグ公式X(旧ツイッター)では「教えてほしいJ」と題し当時の状況について、本人に質問を投げかけた。SNS上で乾は「これは最初のトラップが思いのほか浮いてしまったので、リフティングしてみました!夏休みで子供達も来てたんで、やってみました!」と真摯に答えている。

 SNS上ではファンからも「アウトサイドスプーンパスがエグい」「本当に天才」「技術の塊」「鳥肌」「リアルキャプテン翼」と称賛の言葉が寄せられていた。2021年にJリーグへ復帰して以来も、その技術を遺憾なく発揮する乾。清水の念願の昇格へ向けて、常にファンを魅了し続けている。

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