中国が嘆き「日本との差は歴然」 W杯切符を懸け対戦も…多くの国民は「期待していない」
W杯アジア最終予選は9月に開幕
北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を控えた日本代表は、9月の初戦で中国と対戦する。対戦国メディアは「多くの母国ファンはサッカー代表チームにあまり期待していない」と、日本との差に厳しい見解を報じた。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
W杯アジア2次予選を4連勝(うち1試合は不戦勝)で首位突破した日本。一方の中国は2勝2分2敗の成績で、韓国に次ぐ2位で最終予選へと進んだ。FIFAランキングでアジアトップ18位の日本、全体87位の中国が対戦することとなるなか、中国大手メディア「SOHU」は「日本との差は歴然」と嘆きとともに突破口を探している。
日本はここまでW杯予選で圧倒的な強さを発揮。中国国内では日本戦が「注目の的」となっているようだが、「中国はアジア1位の日本とアウェーで対戦する。多くの母国ファンはサッカー代表チームにあまり期待していない。なぜなら日本との差は歴然としているからだ」と実力差が生む期待度の低さを伝えている。
それでも同メディアは両国の条件面で、ヨーロッパ組が大半を占める日本と異なる点にも言及。「(中国)スーパーリーグは残り7節となり、各クラブ所属の選手たちはベストコンディションに近い。だが欧州リーグはシーズン前で、日本の主力選手はまだベストな状態ではない。母国選手の状況は比較的良いはずだ」と突破口の1つを挙げた。
また試合の勝敗を分けるポイントとして中国は「まず守備を強化する必要がある」と指摘。特に「GKの出来が試合結果に直結する」と考察し、調子の悪いベテランではなく、新たなGKを試すべきだとした。
日本戦へ不安も抱える中国。一方の日本も2022年カタールW杯のアジア最終予選の初戦で敗戦し苦労した過去もある。大事な初陣となる中国戦で、力の差を見せつけることができるだろうか。W杯アジア最終予選の中国戦は、9月5日に日本のホーム(埼玉スタジアム)で行われる予定だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)