悪夢のバルサ…日本人が「守備を切り裂いた」 12年ぶり歴史的敗戦に現地嘆き「最悪の結果」
バルセロナを3-0で撃破
フランス1部ASモナコは8月12日に行われたジョアン・ガンペール杯の決勝でスペイン1部バルセロナと対戦し3-0の快勝を収めた。モナコに所属する日本代表MF南野拓実は先発出場し、1アシストを記録。スペインメディア「Football Espana」は「南野拓実がバルセロナの守備を切り裂いた」と活躍を報じている。
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モナコは後半5分にMFラミン・カマラのゴールで先制すると、同12分には南野がスルーパスを通して、FWブレール・エンボロが追加点を記録した。南野は後半36分にベンチに退いたが、モナコは試合終了間際にも1点を加えて3-0と快勝している。
この2点目のシーンについて、「Football Espana」は「(先制から)10分間も経たずに、南野拓実はバルセロナの守備を切り裂き、ブレール・エンボロがテア・シュテーゲンを浮かして破った」と報じている。
またバルセロナにとって「プレシーズンの親善試合に過ぎなかったが、最悪の結果となった」と記事では歴史的敗戦にも言及。2012年以降連覇してきた同大会のタイトルを逃したうえ、複数得点差で決勝を落とすのは1994年のバレンシア戦(1-4)以来だとも伝えらえた。
現在南野はモナコ在籍2年目の昨季、リーグ・アン30試合で9得点6アシストをマーク。チームの2位に貢献した活躍で、フランス大手紙「レキップ」の23-24シーズンベストイレブンに名を連ねる飛躍の1年を過ごした。
南野を擁するモナコは、8月17日のリーグ・アン開幕戦でサンテティエンヌと対戦するが、良い状態でプレシーズンを締めくくることができたようだ。