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欧州日本人に怪我続出「心配」、新天地入りも「ガッカリ」 絶好調の2人は…開幕直前の“現状”
トルコ移籍の松木が負傷、バイエルン伊藤も離脱するなど厳しいスタートに
今夏、Jリーグから欧州への日本人移籍の報道が続々と飛び込んだ。また、新天地未定だった選手たちも、新たなクラブが決まりトレーニングを積む。そんななか、期待の高かったビッグクラブ移籍の選手たちが軒並み怪我で離脱。悲しみの声が相次いでいる。
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Jリーグから欧州へ渡った最たる例が、FC東京から移籍したU-23日本代表MF松木玖生だろう。イングランド1部サウサンプトンとの4年契約を締結し、今季はトルコ1部のギョズテペへレンタルとなる。ただ8月8日、クラブは松木が右大腿後部を負傷したと発表。開幕には間に合わなかった。
サンフレッチェ広島からオーストリア1部ザルツブルクへ移籍した日本代表MF川村拓夢も、加入から約2週間で左膝の内側靱帯を断裂。約3か月の離脱が発表されている。パリ五輪で負傷したU-23日本代表FW平河悠は、移籍先のブリストル・シティFC(英2部/←FC町田ゼルビアより完全移籍)の指揮官が、4週間ほど回復に時間がかかると話しているという。
すでに欧州で活躍し、ステップアップした選手にも悲報。ドイツ1部シュツットガルトから名門バイエルン・ミュンヘンに加入した日本代表DF伊藤洋輝は、プレシーズンの試合で中足骨骨折の重傷を負い無念の離脱。期待も高かっただけに現地でも大きく取り上げられた。
移籍はしていないが、イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋もプレシーズンに膝を負傷。昨季も度重なる負傷で離脱を繰り返していた冨安だが、今シーズンは開幕に間に合いそうにないと英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」も報じている。
SNS上でもこの状況に対し「移籍先で怪我しすぎ」「悔しい」「ガッカリ」「本当に怪我が多い」「悲しい」と嘆きの声が散見。欧州挑戦が増えたなか、それぞれの早い回復を願うばかりだ。
鎌田、浅野、菅原らがプレシーズンでゴール
一方で、欧州日本人の明るいニュースも。イタリア1部ラツィオを離れイングランド1部クリスタル・パレスに加入した日本代表MF鎌田大地は、現地時間8月11日に行われたフランス1部ナントとのプレシーズンマッチで早速ゴールを記録。またドイツ1部ボーフムからスペイン1部マジョルカへ移籍を果たした日本代表FW浅野拓磨も10日のイタリア1部ボローニャとの練習試合で見事なループ弾をゲット。早速ジャガーポーズも披露している。
またオランダ1部AZアルクマールからサウサンプトン入りした日本代表DF菅原由勢も、合流5日後のトレーニングマッチ(英5部相当イーストリー戦)で早速ゴールを挙げると、明るいキャラクターも相まって現地での評価も上々のようだ。
こうした活躍を受けて「絶好調」「チームに安定感を与えてる」「活躍しそうな予感」「期待しかない」「開幕戦楽しみ」といった声が上がる。ほかにも昨季の大怪我から復帰した日本代表MF三笘薫(ブライトン)、新監督の下で競争を戦う遠藤航(リバプール)、フランス1部リーグ・アンで昨季9ゴールを挙げた日本代表MF南野拓実など、注目の選手たちが順調に開幕へ向かっているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)