日本代表MF、256億円を拒否「オイルマネーに誘惑されず」 96億円超の名門移籍も「立ち消えに」
久保はソシエダ残留が濃厚か
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英はフランスメディアのインタビューで過去にサウジアラビアのクラブから巨額オファーが届いたが、それを断っていたことを明かした。スペイン紙「AS」は「オイルマネーに誘惑されなかった」と久保の決断について報じ、さらに今夏に浮上したイングランド1部リバプールへの移籍についても「オペレーションは立ち消えになった」とし、ソシエダ残留が濃厚であることを伝えた。
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久保は2022年夏にレアル・マドリードからソシエダに完全移籍。レギュラーポジションを掴み、昨季は自身初のUEFAチャンピオンズリーグ出場を果たすなど高いレベルでの経験値を積み上げている。古巣レアル復帰の可能性は常に注目を集めつつ、その他のビッグクラブからも関心を集めている。
そうしたなかで、「AS」紙がフランスのサッカー専門誌「France Football」の報道を引用し、久保が過去にサウジアラビアから4年で総額1億6000万ユーロ(約256億円)の超高額オファーがあり、サウジへの移籍に気持ちが傾くことはなかったと明かしたと伝えた。
そのうえで「AS」紙は「タケ・クボはレアル・ソシエダからの移籍を望んでいない」「この日本人選手はオイルマネーには誘惑されなかった」と報じ、今季もソシエダ残留が濃厚であることを強調した。
また、久保については今夏に日本のメディアでMF遠藤航が所属するリバプール移籍が報道されたが、これについても同紙は「リバプールは6000万ユーロ(約96億4000万円)を支払う用意があった。だが(報道から)数週間が過ぎ、オペレーションは立ち消えになった」と伝えていた。
ソシエダでは主力のMFミケル・メリーノとMFマルティン・スビメンディに退団の噂が浮上している。攻撃陣を牽引する日本のレフティーは今季も青と白のユニフォームを着て戦い続けることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)