ロングスローから決勝弾「聞いてないぞ」 ”元静学10番”がバスケ界スター模倣?「ほんとだやってる!」
バスケ界のスターであるカリーの有名な「Night Night(おやすみ)」ポーズを披露
ジュビロ磐田は8月11日、J1リーグ第26節で鹿島アントラーズと対戦し2-1の勝利を飾った。終了間際の決勝弾を決めたのは21歳MF古川陽介。ロングスローも駆使した磐田の攻撃をゴールで締め、そのパフォーマンスにも注目が集まっている。
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今季途中出場の期待が多い古川は、鹿島戦も0-1と劣勢のなか後半20分から出場。同32分にMF山田大記がゴールを奪い同点に追い付いた磐田は、終盤のプレーで鹿島の隙を突く。
後半44分、相手陣地の右サイドで得たスローイン。DF西久保駿介がロングスローで上手く相手のポケットに入ったMF植村洋斗へ。植村がグラウンダーで中央へクロスを送ると、完全に裏を取られた鹿島の守備陣は対応に追われるも間に合わず。ファーサイドで走り込んだ古川が、角度のない位置からニアサイドへ打ち込んだ。
ファンからも「古川は持ってる」「このスローイング凄かった」「控え組優秀すぎ」「聞いてないぞジュビロにロングスローがあるなんて」「劇的決勝弾が似合う」と反響。スローを投げた西久保、パスを出した植村、中央には飛び込んで結果囮になったFW渡邉りょう、そしてフィニッシャーの古橋という完璧な流れになっている。
加えてゴール後には両手を合わせ、首を傾げ「お休みなさい」のポーズを取る一面も。SNS上では「ゴールパフォーマンスがまさかのカリーの“Night Night”!」「ほんとだ古川NightNightやってる!」と話題に。披露していたのは、バスケットボール・アメリカNBAで活躍するステフィン・カリーの有名な「Night Night(おやすみ)」ポーズだったようだ。
古川は高校サッカー界の名門・静岡学園で、そのドリブル技術から一躍注目の的に。2022年シーズンより磐田に加入し、プロ3年目を迎えている。6月にはJ1月間ヤングプレーヤー賞にも選出された60メートル独走のドリブル弾も決め、存在感を高める21歳。確かな実力とともに、チームを救う救世主となった。