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独移籍の日本人23歳MFは「有望だった」 充実の63分間に現地注目「5000人の観衆が拍手」
佐野海舟がモンペリエ戦でデビュー
J1リーグの鹿島アントラーズからドイツ1部ブンデスリーガのマインツへ移籍した日本代表MF佐野海舟が、現地時間8月10日のフランス1部リーグ・アンのモンペリエとの親善試合に先発出場してデビューを果たした。ドイツ専門誌「キッカー」などが報じている。
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7月4日にマインツへの完全移籍が発表されていた佐野は、その後の合流が遅れたが8月1日からチームに合流していた。合流から約10日で迎えた初の対外試合にはクラブの公式サイトによれば5005人の観衆が集まり、そのなかで佐野は先発出場を果たすと後半18分までプレーした。
「キッカー」誌は、「佐野は60分間プレーした」と見出しを打ち、「予想通り、MFナディーム・アミリと新加入の佐野海舟が6番で並んだ。日本人は試合の序盤、少々集中力にかけていたものの、ほとんどすべての攻撃がアミリを通じて展開された」「しかし、佐野は目に見えて調子を上げていき、ボールを奪い返したあとにロングシュートを放つ場面もあったが惜しくも決められなかった」と、上々のデビュー戦であったと伝えている。
また、ドイツ地元紙「Allgemeine Zeitung」も「佐野のホームデビューとなったマインツがモンペリエに親善試合で勝利」と見出しを打ち、「最初のホームゲーム、最初の先発イレブン入り、最初のホームでの勝利。これが佐野海舟のメワアリーナでのデビュー戦を伝えていく方法になる」と勝利を伝えた。
そして、「ボー・ヘンリクセン監督が日本からの新加入選手をスタートからピッチに送り出したのは驚きだった。佐野は10日前に合流したばかりで、オーストリアでは45分間テストされただけだった。23歳はナディーム・アミリの隣で中盤のポジションを掴み、有望だった最初のボールタッチの瞬間に集まった5005人の観衆が拍手を送った」と、いいスタートを切れた様子を伝えている。