イタリア1部パルマに加入のGK鈴木彩艶、新シーズンの立ち位置に現地見解

　今季イタリア1部セリエAに昇格したパルマに加入の日本代表GK鈴木彩艶は、レギュラーポジションを確保して新シーズンに臨むことになるようだ。パルマ専門のニュースサイト「パルマ・ライブ」がレポートした。

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　鈴木は昨年夏に浦和レッズからベルギー1部シント＝トロイデン移籍し、今季へ向けパルマへ完全移籍した。移籍金はボーナス込み総額1000万ユーロ（約17億円）になるという見通しが報じられている。

　そのパルマのGK事情についてレポートでは「フィリッポ・リナルディがフェラルピ・サロ（セリエC）へ移籍したことにより、鈴木、レアンドロ・チチソラ、エドアルド・コルビがパルマのGKを務める。また、獲得に費やした移籍金を考慮して、さらに非常に正確なスローイングを持つ日本人GKの資質はチームを機能させ、攻撃のオプションにもなり得る。セカンドGKは昨季スタメンだったチチソラに任されている。このアルゼンチン人GKは足元の技術にも長けており、経験豊富な選手だ」とされ、鈴木がファーストチョイスになる情勢を報じた。

　パルマは現地時間8月11日に今季の公式戦初戦としてイタリア杯のラウンド64でセリエBのパレルモと対戦。17日には元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアが電撃加入したフィオレンティーナとリーグ開幕戦を迎える。シーズンのスタートで好印象を残し、イタリアでのキャリアを始めたいところだ。