ハリル監督が古巣PSGの悲劇に「理解困難」と同情 一方で自信過剰の精神面を敗因に指摘
03年から05年までPSGを率いたハリル監督 「この敗北は簡単には癒えないトラウマ」
バルセロナは現地時間8日のUEFAチャンピオンズリーグ16強パリ・サンジェルマン(PSG)との本拠地第2戦で、第1戦の0-4大敗をひっくり返す奇跡の6-1勝利で8強進出を決めた。サッカー史上に残る逆転劇について、かつてPSGを率いた日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は「カンプ・ノウで起こったことは私には理解困難だ」と茫然自失となった一方、自信過剰などの精神面を敗因として指摘している。FIFA公式サイトで語った。
2015年から日本代表を率いるハリル監督だが、2003年から05年までPSGを率いた経緯がある。サッカー史に刻まれた古巣の悲劇に同情の視線を送っていた。
「この敗北は今季のPSGに刻まれるだけではない。簡単には癒えないトラウマとなり、PSGを数世代に渡り苛むだろう」
PSG本拠地パルク・デ・プランスでの第1戦では、ハイプレッシャーからカウンターが冴え渡り、4-0勝利を飾った。8強進出は確実視されていたPSGだったが、敵地カンプ・ノウでバルサの総攻撃に追い詰められ、試合終了までの7分間で3ゴールを叩き込まれて大逆転負けを喫した。
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