新人ファンタジスタに騒然「えげつない」 まさかの位置から…22歳の劇的ゴラッソが「速すぎる」
22歳の田中克幸が後半ATに同点弾
北海道コンサドーレ札幌は8月10日、J1リーグ第26節でアビスパ福岡と対戦し、2-2で引き分けた。1点ビハインドの試合最終盤、22歳の新人レフティーが同点ゴールの大仕事をやってのけた。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
最下位の札幌は前半14分に先制を許す苦しい展開。そのなかで、後半20分にMF近藤友喜が獲得したPKをFW鈴木武蔵がきっちり決めて1-1の同点に追い付く。
その後、後半アディショナルタイム6分に勝ち越されて迎えた同9分だった。後半37分から途中出場したルーキーMF田中克幸が右サイドから持ち込むと、ペナルティーエリア後方から迷わず左足を振り抜き、シュートを福岡ゴールに突き刺した。
札幌は劇的に追い付き、2-2ドローフィニッシュ。スポーツチャンネル「DAZN」公式X(旧ツイッター)は「なんだこの試合は…劇的ゴールが2つ。大卒ルーキーが大仕事。田中克幸 左足で試合を振り出しに戻した! J1初ゴールがこのゴラッソ」とゴールシーンを取り上げた。
明治大から加入した期待の田中は試合後、「僕たちは目標がJ1残留。勝ち点3が欲しかったけど、最低ラインというか勝ち点1が取れた。いい形で前が向けた。シュートレンジだったので思い切って打ったら入った」と振り返った。
大卒新人ながら7月10日の天皇杯・山形戦では、直接FKと鮮やかなループシュートで2ゴール。天性の才能で沸かせる若きファンタジスタに、ファンからは「シュートスピードが速すぎる」「ホンマ凄かった」「えげつない」といった感嘆の声が上がっていた。
page1 page2