日本の10番が英古豪へ「移籍速度凄い」 契約合意を海外報道「鮮烈な印象を残した」

斉藤光毅の英2部移籍が近づいている【写真:ロイター】
斉藤光毅の英2部移籍が近づいている【写真:ロイター】

斉藤光毅がQPRと合意報道

 U-23日本代表としてパリ五輪に出場したMF斉藤光毅が英2部クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)への移籍が米スポーツ専門局「ESPN」オランダ版で報じられた。すでに契約は合意に達しており、メディカルチェック後に正式発表になるという。

 斉藤は横浜FCの下部組織出身で、2018年7月に16歳でトップチームデビューを果たした。横浜FCではJ1とJ2を含む公式戦通算67試合に出場して9得点5アシストを記録。2020年11月にベルギー2部ロンメルへ移籍すると、2022年6月からはレンタル移籍でオランダ1部スパルタ・ロッテルダムに加入。1年目で公式戦32試合出場7得点5アシストを記録すると、昨シーズンも公式戦22試合に出場して3得点5アシストの数字を残した。

 各年代別の日本代表でも活躍してきた斉藤は、パリ五輪でも10番を背負って3試合に先発。初戦のパラグアイ戦(5-0)では2アシストを記録した。

 記事では「日本人は過去2シーズン、レンタル移籍で加わったスパルタで鮮烈な印象を残した。日本人選手はイングランド2部で新たな仕事を始めることになるようだ。QPR移籍はメディカルチェックを残すのみとなっているようだ」と、移籍決定が秒読み段階であることを報じている。

 2024-25シーズンのイングランド2部リーグには、J1で首位を走るFC町田ゼルビアからブリストル・シティに加入したばかりのMF平河悠、サンフレッチェ広島からブラックバーンに加入したFW大橋祐紀とすでに2選手が新たに参戦することとなっている。すでにルートン・タウンFCの日本代表DF橋岡大樹、コベントリーのMF坂元達裕、カーディフ・シティのDF角田涼太朗もイングランド2部でプレーしており、斉藤が加入すれば同リーグ6人目の日本人選手となる。

 斉藤は8月10日に23歳の誕生日を迎えた。ファンからは「この移籍速度凄い」「イングランド2部に日本人選手がどんどん進出」との反響も寄せられていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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