突然の海外流出「マジか」…なでしこSBはどこへ? 五輪帰国から4日後の一報に驚き「悲しすぎ」
なでしこDF北川ひかる、海外移籍でINAC神戸退団が決定
WEリーグのINAC神戸レオネッサは8月9日、パリ五輪女子サッカー代表でなでしこジャパン(日本女子代表)の主力サイドバック(SB)DF北川ひかるが、海外移籍への準備のためチームを退団すると発表。五輪から帰国して4日後、海外挑戦決定の一報は反響を呼び、SNS上では「嘘~悲しすぎる」「えええええ!!!」など驚きの声が続々と上がった。
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北川は五輪本大会で2試合に出場。大会前の親善試合・ガーナ戦で右膝を負傷するアクシデントがあったなかで、第3戦目のナイジェリア戦で先発し初出場すると、前半アディショナルタイムに左足で鮮やかな直接フリーキック(FK)を突き刺し、3-1の勝利に貢献するなど、自身初となる五輪で爪痕を残した。
なでしこジャパンは準々決勝でアメリカに0-1で敗れ、5日に帰国したなか、北川は帰国翌日の8月6日、MRO北陸放送のニュース情報番組「Atta」に生出演。前日5日の夕方に帰国後、その足で金沢へ。そして、およそ24時間後に始まった番組に生出演するという目まぐるしいスケジュールを送ったなか、帰国から4日後に海外移籍が公になった。
昨夏に加入したINAC神戸を通じて「1年前、海外挑戦も考えていた私に、まだ日本に残る重要性とINAC神戸での展望を伝え、迎え入れてくださった安本社長をはじめ、ともに戦ってきた監督・チームメイト・スタッフの皆さんには本当に感謝しています」とコメント。突然の一報は反響を呼び、SNS上では「えええええ!!!」「嘘~悲しすぎる」「マジか…」といった衝撃の反応が多く寄せられた。
帰国後の番組出演時には「アメリカ戦では自分自身もできることもあったし、今後のやるべきことが明確になったので、これから自分自身と向き合って頑張っていきたい」とも語っていた北川。五輪で世界レベルを改めて実感したSBは、海外挑戦を経てさらなる成長を期す。
(FOOTBALL ZONE編集部)