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“五輪組不在”で開幕2連敗「負の連鎖を断ち切れるか?」 日本人6人在籍クラブに現地注目
藤田、山本、小久保のパリ五輪出場組が所属するシント=トロイデンに合流へ
ベルギー1部シント=トロイデンは、幕を開けた2024-25シーズンで開幕2連敗と苦しいスタートを切った。そうしたなかで、現地メディアはパリ五輪に参加していたMF藤田譲瑠チマ、MF山本理仁、GK小久保玲央ブライアンの合流が悪い流れを断ち切るきっかけになるのでは、と大きな期待を寄せている。
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ベルギー1部リーグは現地時間7月27日に開幕。今季からGK小久保とDF谷口彰悟が加わり、日本人選手が6人所属するシント=トロイデンは第1節でアンデルレヒトに0-1、第2節でシャルルロワに1-4で敗れた。連敗スタートのあとで迎える8月11日の第3節では、アントワープと敵地で対戦する。
ベルギー紙「HBvL」は次節の戦いに向けて、「日本コネクションが負の連鎖を断ち切れるか?」と日本人選手の合流をポイントに挙げている。大敗したシャルルロワ戦ではDF小川諒也とMFは伊藤涼太郎が先発し、新加入の谷口も途中出場で新天地デビューを果たした。そこへパリ五輪に参加していた小久保、藤田、山本のトリオが合流する。
「オリンピックに出場した山本、藤田、小久保の復帰は間違いなくスカッドにクオリティーの向上をもたらすだろう。特に、過去2試合でラタンツィオ監督がウインガー(ロベルトヤン・バンウェセマール)と19歳のDF(アルイス・ディリケン)を起用しなければならなかったセントラルMFで、山本・藤田コンビの復帰は絶好のタイミングだ。それに加えて新戦力の谷口彰悟も先週、非常に期待の持てるデビューを飾った。この経験豊富な代表選手は復帰する同胞3人とともに日曜日の先発が予想され、シャルルロワ戦では脆さを見せたディフェンスにインパクトを与えたいと意気込んでいるはずだ」
開幕2試合で1得点5失点と攻守ともに不安定さを露呈しているシント=トロイデン。主軸を担う日本人選手たちが停滞するチームを勝利に導くことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)