試合前日には「カズさんのゴールは人生で唯一受け入れられる失点」とツイート

　サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也がJリーグ最年長記録を更新する決勝ゴールを決めた横浜FCの元日本代表FWカズこと三浦知良に「ハンパない」と賛辞を贈った。カズは12日のJ2第3節本拠地ザスパクサツ群馬戦に開幕から3試合連続で先発出場し、1-0勝利の立役者となった。

　吉田は東日本大震災からちょうど6年が経過した11日に自身のツイッターでこんな投稿をしていた。

「東日本大震災から6年。チャリティーマッチでのカズさんのゴールは人生で唯一受け入れられる失点でした。#がんばろう日本 #kingkazu」

　11年3月29日、「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」で日本代表対Jリーグ TEAM AS ONEの一戦が行われた。この試合でJリーグ TEAM AS ONEの一員としてピッチに立った当時44歳のカズは、田中マルクス闘莉王（現・京都）が頭で落としたボールに走り込み、右足のシュートで日本代表からゴールを奪った。日本国民に勇気を与えるゴールとして、今もファンの間では語り草となっている。