J1昇格クラブの“救世主”は「海外決定的?」 劇的弾で15得点も…エース次節不在「ヤバい」
ジャーメイン良が2ゴールの活躍も警告累積で次節出場できず
ジュビロ磐田は8月7日、J1リーグ第25節でアルビレックス新潟と対戦し2-2のドローで終えた。1人退場者を出したなか、終盤に劇的同点ゴールを奪ったエースFWジャーメイン良には、さらに大きな反響を起こしている。
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今季J1リーグで爆発しているFWの1人がジャーメインだ。昇格組の磐田で得点を重ね、開幕10節までに10ゴールと驚きの数字を残す。その後は左前額骨陥没骨折で約1か月戦線離脱した時期もあったが、復帰後もその勢いは健在で24節を終えた時点で13得点をマークしていた。
第25節の新潟戦では、前半に2点ビハインドを追う苦しい展開。それでも後半21分にジャーメインが反撃の今季14ゴール目を挙げると、1人退場者を出した直後の同アディショナルタイム1分、今夏セレッソ大阪よりレンタル加入したFW渡邉りょうのスルーパスに反応し劇的同点弾(今季15得点目)を決めた。
データ会社「オプタ」公式X(旧ツイッター)によれば「磐田がJ1で試合時間90分以降に挙げた直近4得点は、すべて同選手(ジャーメイン)がアウェー戦で決めたもの。救世主」と勝負強さを持つエースの特徴を伝えている。
またSNS上でも「海外決定的では?」「日の丸を背負って」「得点王になりそうな雰囲気」「また一歩移籍に近づいてしまった」といった称賛のコメントが相次いだ。第25節終了時点で、J1得点ランキングトップは16ゴールのC大阪FWレオ・セアラ。次いで15得点のジャーメインが2位となっている。
一方で、この試合で今シーズン累積4枚目の警告を受けたジャーメインは次節の鹿島アントラーズ戦(11日)は出場できない。また今季6ゴール中のFWマテウス・ペイショットも一発退場となっており、鹿島戦で出場停止となる。
得点源の不在にはSNS上でも「ヤバいな」「次節のFWは?」「鹿島戦恐ろしすぎない?」と不安の声が続出。緊急事態のなか、レンタル加入後に即アシストをマークした渡邉へ「渡邉りょうスタメンか?」「りょうのワントップ」と期待の声も寄せられている。エース不在の不安を吹き飛ばし、磐田は鹿島戦で勝利を届けることができるだろうか。