元日本代表DF栗原勇蔵氏が名古屋DF内田宅哉の退場に見解

　名古屋グランパスのDF内田宅哉は、8月7日に行われたJ1リーグ第25節京都サンガF.C.戦で後半早々に一発退場になり、2-3と逆転負けを喫する隙を作ってしまった。日本代表OB栗原勇蔵氏は、「あの高さまで足を上げたらダメだった」と指摘している。

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　名古屋は前半5分と19分にFWパトリックがゴールを奪い、2-0と主導権を握ってハーフタイムを迎えた。

　そのなかで後半2分、京都FW原大智がロングボールを追って飛び込んだところに名古屋DF内田が右足を出したが、相手の顔面を蹴るような形になってしまい、福島孝一郎主審はすかさずレッドカードを提示した。

　数的劣勢となった名古屋は後半14分に1点を返されると、同26分に同点ゴールを被弾。その後半34分にはFWマルコ・トゥーリオに決勝点を奪われ、2-3と悔しい逆転負けを喫した。

　内田の退場で試合の流れが変わってしまい、日本代表OB栗原氏は「レッドカードは仕方ないですかね」と言及。「対応としてはあり得るプレーですけど、あの高さまで足を上げたらダメでしたね。DFとしては難しいですけど、頭から行って先に触るか、相手に触らせてから併走して体を先に入れるのがベターだったと思います」と見解を述べていた。