ミラン本田、終盤戦出場のラストチャンス到来 ライバルの負傷や不調で指揮官抜擢の可能性
打撲でユーベ戦はベンチ外となった本田
「スソ欠場で2回目の先発のチャンスを得る。サイドでほとんど攻撃できず、マーカーを抜けない。センターフォワードでのプレーの方がちょっとましだった。チームを攻撃に向かわせようとボールを運んだ。何回か縦パスを送っていた後は目立った攻撃がなかった。向上できる部分は豊富にある」
寸評では、オカンポスの伸びしろを十分としながらも、王者ユーベ相手に実力を見せられなかったと一刀両断している。
この試合で日本代表FW本田圭佑は初めてベンチメンバーから外れた。モンテッラ監督は8日の練習で打撲したことを記者会見で説明したが、「どこを怪我したのかよく分からない。多分、腰かな」と詳細について失念したことを告白。戦力外状態の背番号10について興味のなさを露呈したが、スソを失い、オカンポスが低調なだけに、本田にとってはモンテッラ監督の選択肢に浮上するラストチャンスとなりそうだ。
本田の打撲について、地元メディアは「全治4日」と報じている。今季限りで契約満了となる本田はミランで自らの存在を証明することができるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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