ミラン本田、終盤戦出場のラストチャンス到来 ライバルの負傷や不調で指揮官抜擢の可能性

スソが故障で2週間の離脱、1月加入のオカンポスも先日のユーベ戦で最低点

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は今季先発出場わずか1試合で合計出場時間96分とヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の信頼を失い、構想外となっている。だが、シーズン終盤戦で出番が回ってくるラストチャンスの可能性が浮上した。

 10日の敵地ユベントス戦を欠場した右ウイングのエース、元U-21スペイン代表FWスソが左大腿二頭筋の故障で2週間の離脱を余儀なくされることが明らかになった。

 スソは4日のキエーボ戦で故障し、前半で交代。ユベントス戦では復帰予定とされていたが、メンバーから外れた。11日に精密検査を受けたレフティーについて、ミランは左大腿二頭筋の負傷と発表。地元メディアは全治2週間と報じている。

 すでにウインガーと中盤をハイレベルで兼務していたイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラが故障で今季絶望となっているミランにとっては、前半戦の躍進を支えた両翼を失うことになる。

 一方、ユベントス戦でスソの代わりに右ウイングで先発したFWルーカス・オカンポスは地元メディアから最低評価を受けたばかり。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は1月にジェノアから期限付き移籍でやってきたアルゼンチン人ウインガーに「5.5」とチーム最低点を与えた。

 

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