なでしこ帰国から24時間後…地元で「すぐテレビ局に」 画面に映って「ヤッパリ絵になる」
パリ五輪から帰国後、真っ先に地元へ凱旋報告
パリ五輪女子サッカーで8強敗退となったなでしこジャパン(日本女子代表)の主力サイドバック(SB)DF北川ひかるが地元・石川県金沢市に凱旋し、早速テレビ番組に生出演。帰国からおよそ24時間後、いち早く地元ファンへ報告する姿が注目を集めた。
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北川は五輪本大会前の親善試合・ガーナ戦で右膝を負傷し、グループ初戦のスペイン戦、続くブラジル戦とベンチ外に。そんななか、第3戦目のナイジェリア戦で先発し初出場すると、前半アディショナルタイムに左足で鮮やかな直接フリーキック(FK)を突き刺し、3-1の勝利に貢献した。
アメリカとの準々決勝でもスタメン起用。左SBとして延長戦前半終了まで奮闘も、チームは0-1で敗戦。膝の痛みをこらえながら戦い続けた北川は試合後、悔しさのあまり涙を流す姿も。2012年ロンドン五輪以来、3大会ぶりのメダル獲得はならずも、自身初となる五輪で爪痕を残した。
そんな北川は帰国翌日の8月6日、MRO北陸放送のニュース情報番組「Atta」に生出演。前日5日の夕方に帰国後、その足で金沢へ。そして、およそ24時間後に始まった番組に生出演するという目まぐるしいスケジュールを送った。番組ではナイジェリア戦で決めたFK弾に触れたほか、今度の目標にも言及している。
この放送場面はMRO北陸放送の公式YouTubeチャンネル上でも公開され、ファンからはさまざまな反応が。「すぐに地元のテレビ局に出るなんて、ありがとうございます!」「ヤッパリ絵になる美人」といった声や「感動をありがとう」「日本の誇り」「まずはゆっくり休んでください」と労いの声も寄せられた。
地元への思いを問われ「常に石川県を背負って戦っていたつもりですし、結果としてメダルを持って帰れなかったのは残念なんですけど、なにかしらパワー、勇気を届けられたかなと思ってます」と語った北川。フランスから帰国後、休む間もなく真っ先に凱旋報告する姿から“地元愛”が垣間見られた。