五輪サッカーで珍事 モロッコ対スペインの審判に選手ぶつかり負傷→交代のハプニング

準決勝開催
パリ五輪男子サッカーは現地時間8月5日、準決勝のモロッコ対スペインの一戦が行われたなか、レフェリーが負傷交代するハプニングが発生した。
珍事が起きたのは前半12分過ぎ。センターサークル内でモロッコMFウサマ・タルガリンの突破をスペインMFアレックス・バエナが阻止。ここでファウルとなった瞬間、その後方でスペインDFマルク・プビルが勢い余ってイルギス・タンタシェフ主審に激突した。
タンタシェフ主審は足を負傷。治療を施したが足を引きずりながらタッチラインへと歩いていき、交代を余儀なくされた。試合は一時中断しその後、第4審判のグレン・ニーベリ主審が試合を裁く形となった。
なお試合は、スペインが2-1で勝利。前半37分にPKでモロッコに先制点を献上も、後半21分に日本戦で2得点したMFフェルミン・ロペスが左足で同点ゴールを奪取。さらに同40分にはMFサンチェス・ベラスコが決勝ゴールをマークし、2大会連続となる決勝進出を果たした。
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