1アシストの香川に独紙が軒並みチーム最高評価 痛恨の敗戦も「明るい材料」と称賛

公式戦10試合ぶりの先発 ヘルタに1-2敗戦も「最高の攻撃的プレーヤー」と讃える

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は現地時間11日の敵地ヘルタ・ベルリン戦で公式戦10試合ぶりの先発フル出場を果たし、1アシストを記録した。チームは1-2で敗れてリーグ戦の連勝は3でストップしたが、ドイツ地元メディアの評価は軒並みチームトップで「明るい材料」「最高の攻撃的な選手」などと絶賛されている。

 香川は3-5-2システムのトップ下でプレー。試合開始早々の2分にはFWシュールレへのスルーパスで、この試合最初のシュートを導くと、ピッチ中央でDF3人に囲まれながらも巧みなステップで中央突破した前半28分のプレーや、キレのあるターンでエリア内へ侵入した同38分のプレーなど随所で“らしさ”溢れるプレーを見せた。

 そして1点ビハインドで迎えた後半10分、ペナルティーエリア内でパスを受けた香川は細かいタッチでためを作ってから前方へラストパス。これを受けたオーバメヤンが確実に決めて同点とした。香川は昨年12月20日の本拠地アウクスブルク戦(1-1)以来となるアシストで、エースの今季22ゴール目をお膳立てした。

 独地元紙「WAZ」では「ベルリンでの敗戦のなか、香川が明るい材料」という見出しで背番号23の活躍を紹介。採点(1が最高、6が最低)では、FWシュールレやDFギンターが落第点となる5点という厳しい点数を付けられる中で、チーム単独トップの2点という高評価を獲得。寸評は次のようになっている。

 

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