J1降格圏クラブに「明るいニュース」 今夏4人目の補強に歓喜「救世主になって」「化けてくれ」

ジャジャ・シルバが鳥栖へ移籍【写真:徳原隆元】
ジャジャ・シルバが鳥栖へ移籍【写真:徳原隆元】

ジャジャ・シルバがレンタルで鳥栖へ移籍

 サガン鳥栖は8月5日、FC東京からブラジル人MFジャジャ・シルバを期限付きで獲得したと発表した。低迷するクラブを救う「救世主」への期待がファンの間で高まっている。期間は25年1月1日までとなっている。

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 現在25歳のジャジャ・シルバは、UAE1部アル・ナスルSCから2023年夏に日本へ。FC東京で初年度は8試合に出場。2年目となる今季は、2月24日のJ1リーグ開幕節セレッソ大阪戦(2-2)で日本代表DF毎熊晟矢(現AZアルクマール)をかわしアシストする軽快なドリブルも披露していた。

 現在J1の19位(降格圏)に沈む鳥栖は、同日午前にMF手塚康平が柏レイソルへ完全移籍。また7月以降、FW河田篤秀(ザスパクサツ群馬/完全移籍)、樺山諒乃介(群馬/育成型期限付き移籍)、MF菊地泰智(名古屋グランパス/完全移籍)、長沼洋一(浦和レッズ/完全移籍)と放出が相次いで発表されていた。

 SNS上ではファンから不安の声も飛んでいたなか、新たな中盤の戦力獲得に「救世主になって」「鳥栖を救ってくれ」「明るいニュースきたーーーーー!」「鳥栖で化けてくれ」「朝のショックが少し癒えた」と歓喜のコメントが多く寄せられた。

 鳥栖にとって、MFヴィキンタス・スリヴカ(6月20日/PASラミア1964より完全移籍)、元日本代表MF清武弘嗣(7月7日/C大阪より期限付き移籍)、西矢健人(7月29日/完全移籍)に続く今夏4人目の補強。ジャジャ・シルバ自身、今季は途中出場の多いシーズンを送ってきたなか、鳥栖での飛躍に期待が懸かる。

 本人のFC東京へのコメントは以下のとおり。

「FC東京のファン・サポーターのみなさん、ジャジャ・シルバです。今回サガン鳥栖へ期限付き移籍をすることになりました。みなさんに本当に多くの声援をいただいたことを自分は忘れられませんし、感謝の気持ちでいっぱいです。残念ながらチームを去ることになってしまいましたが、しっかりと活躍し、結果を残せるように頑張ってきます。そして、またみなさんの応援を聞きたいと思っていますので、自分自身、成長して帰って来ます。色々とありがとうございました」

 鳥栖へのコメントは以下のとおり

「サガン鳥栖の皆さん、はじめまして。ジャジャ・シルバです。今回、このような歴史のあるクラブに来ることができて嬉しく思います。これまでも対戦した時に、ファン・サポーターの皆さんが作りあげる空気、チームのチカラというものを非常に感じておりました。そのクラブの一員になれたことを嬉しく思いますし、自分のチカラを最大限発揮してチームの勝利に貢献できるように戦っていきたいと思っています。一日も早く皆さんと一緒に戦っていきたいと思っています。これからよろしくお願いします」

(FOOTBALL ZONE編集部)



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