ドルトムント香川が10戦ぶり先発で1アシストもヘルタに1-2敗戦 原口が“日本人対決”制す

オーバメヤンのゴールを演出も、ヘルタ相手に4戦ぶり黒星

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、現地時間11日の敵地ヘルタ・ベルリン戦で公式戦10試合ぶりに先発フル出場を果たし、FWオーバメヤンのゴールを導く今季2アシスト目を記録した。香川の活躍もあり一時同点としたドルトムントだったが、後半26分にセットプレーから決勝点を奪われ、1-2で4試合ぶりの黒星を喫した。ヘルタFW原口元気も右ウイングのポジションで先発出場したが、後半アディショナルタイム3分に交代。得点には絡めなかった。

 ドルトムントは8日のUEFAチャンピオンズリーグのベンフィカ戦(4-0)から、スタメン5人を入れ替えた。香川は2トップの背後に構えるトップ下として起用された。

 試合の均衡が破れたのは前半11分。ドルトムントDFギンターのミスを突いてボールを奪ったFWイビシェビッチがドリブルでペナルティーエリア内まで独走。右からの折り返しをフリーで走り込んだFWカルーが楽々と蹴り込み、ホームのヘルタが先制した。

 1点ビハインドを背負ったなかで香川は序盤からパスを受ける回数も多く、攻撃の中継点として機能。そして再三のチャンスメークが実ったのは後半10分だった。エリア内でパスを受けた香川は細かいタッチでためを作ってから前方へラストパス。これを受けたオーバメヤンが確実に決めて同点とした。香川は昨年12月20日の本拠地アウクスブルク戦(1-1)以来となる今季2アシスト目で、エースの今季22得点を演出した。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング