G大阪、新機軸3バック機能でFC東京3-0粉砕! 2連勝に長谷川監督「もう言うことない」と絶賛

FC東京を抑え込み、3点を決めたG大阪、指揮官は攻守両面の奮闘を評価

 ガンバ大阪は第3節の本拠地FC東京戦で3-0と完勝し、3バックを採用した前節柏レイソル戦から2連勝を飾った。

 ホームのG大阪は柏戦に続いて3バックを採用。新戦力のDFファビオを中心に、DF三浦弦太とDF金正也で最終ラインを形成。右ウイングバックにMF初瀬亮、左ウイングバックにDF藤春廣輝が入ると、中盤の中央にMF遠藤保仁を据え、MF今野泰幸とMF倉田秋が両脇をサポートする形となった。前線は長身FW長沢駿とFWアデミウソンが組んだ。

 先制点が生まれたのは前半22分だった。遠藤の縦パスに抜け出したアデミウソンがFC東京のDF丸山祐市に球際で競り勝ち、そのままボールを持ち込んでシュートを叩き込んだ。後半7分には、倉田の豪快なシュートがポストに当たるも、跳ね返ったボールは相手DF丸山に当たってそのままゴールへ。さらに後半40分にはオウンゴールで加点し、G大阪が3-0で快勝した。

 試合後、長谷川監督は「みんな凄かったです。もう言うことないです」と選手たちを絶賛。続けて「もちろん危ない場面もたくさんありましたけど、GKを含めてディフェンスがよく凌いでくれた。そういう気持ちにこたえて、攻撃陣も3点以上のチャンスを作ってくれた。ここホームで気持ちを出して勝利をということで選手がよく戦ってくれた」と攻守両面の奮闘を評価した。

 AFCチャンピオンズリーグ第2節のホーム済州戦で1-4と粉砕されたG大阪だが、そこから柏戦(3-1)、FC東京戦(3-0)と2試合連続3ゴール。さらに守備も一定の安定感を保った。リーグ開幕の甲府戦を1-1で引き分けていたG大阪は、これで開幕から2勝1分。新機軸の3バックが機能し、2連勝で済州戦惨敗のイメージを払拭した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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