中村が華麗なFK弾、川又も追加点! 移籍組が新天地初ゴール、敵地大宮戦で磐田が今季初勝利
開始5分、中村俊が伝家の宝刀FKで先制弾
ジュビロ磐田のMF中村俊輔が伝家の宝刀、フリーキックで移籍後公式戦初ゴールを決め、チームを今季初勝利に導いた。11日に行われたJ1第3節大宮アルディージャ戦で先発し、直接FK弾を叩きこむなど八面六臂の活躍を見せ、磐田は2-1で勝利した。
磐田は開幕2試合を1分1敗と勝ち星に恵まれないなかで大宮とのアウェーマッチを迎えた。トップ下で3戦連続スタメンに名を連ねた中村俊が輝いたのは開始早々の前半5分だった。
同3分にFW川又堅碁とのコンビネーションからMFムサエフがゴール正面やや左18メートルの位置で直接FK獲得の大チャンスを迎える。このキッカーを務めたのはもちろん中村俊。相手GK加藤順大の重心を見極めると、低弾道のシュートはゴール右隅へ。加藤の必死のセーブも及ばず、ゴールネットを揺らし先制点をゲットした。中村俊はこの一撃で自身が持つJ1最多FK得点を「23」に更新した。
1-0として勢いに乗った磐田は、大宮に対して攻勢をかける。同10分には中村が浮き球のボールを左足で巧みなパスを送ると、スペースを駆け上がったMF太田吉彰が痛烈なシュートを放つ。この一撃はクロスバーをかすめ、同23分に中村俊が上げたクロスにMFアダイウトンがダイレクトで合わせたシュートも加藤のファインセーブにあったものの、サックスブルーの新背番号10は前半通じて圧倒的な存在感を見せた。
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