五輪男子サッカー・決勝トーナメントが開幕

　パリ五輪の男子サッカー競技を戦うU-23日本代表は、現地時間8月2日の準々決勝でスペインと対戦。1点を追う前半40分、FW細谷真大のゴールで同点に追いついたと思われたが、VARによってゴールが取り消された。これが分岐点となり、日本は後半に2点を失い、0-3で敗戦。準々決勝で敗退となった。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信！　簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

　日本は前半11分、MFフェルミン・ロペスに豪快な左足ミドル弾でネットを揺らされた。今大会好調だったGK小久保玲央ブライアンが反応して腕に当てたものの、そのままボールはゴールに吸い込まれ、パリ五輪で初失点を喫した。

　先手を奪われる展開となったものの、グループリーグを3連勝で勝ち上がってきた日本も反撃。前半40分、MF藤田譲瑠チマからのパスを受けた細谷が反転しながら、スペインのゴールネットを揺らした。試合を振り出しに戻したと思われたが、VARでゴールが取り消しに。まさかの展開に場内が騒然となった。日本は後半28分、同41分に失点し、0-3で敗れた。

　日本はグループリーグ初戦でパラグアイを5-0、マリとイスラエルをそれぞれ1-0で下す。計7ゴール無失点（勝ち点9）の好成績でD組を首位突破した。対するスペインは2勝1敗の勝ち点6で、C組2位で決勝トーナメントへ勝ち上がってきた。スペインとは、前回大会である東京五輪の準決勝でも対戦。延長戦の末に日本が敗れている。