日本vsアメリカは「激戦」の予感 五輪で再対決…対戦国がなでしこ警戒「新章に突入」
準々決勝で日米対決が実現
なでしこジャパン(日本女子代表)は現地時間7月31日、パリ五輪のグループリーグ第3戦でナイジェリアと対戦し、3-1で勝利した。C組を2位で突破したなでしこは、準々決勝でB組首位通過のアメリカとの対戦が決定している。これを受け、対戦国メディアは「パリ五輪の準々決勝では、伝統的ライバル関係の新章に突入する」と見出しを打ち、これまで何度も女子サッカー界の歴史に刻まれる戦いを繰り広げてきた日米対決にスポットライトを当てている。
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スペインに1-2で敗れたものの、ブラジルに2-1で逆転勝利を収め、1勝1敗でグループ最終戦のナイジェリア代表戦に臨んだなでしこジャパン。引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まるなか、FW浜野まいか、FW田中美南、DF北川ひかるがゴールを決め、3-1で快勝した。C組は全勝のスペインが1位、なでしこが2位通過となったなか、準々決勝の対戦相手は優勝候補アメリカに決定した。
米スポーツ放送局「CBSスポーツ」は「パリ五輪の準々決勝では、伝統的ライバル関係の新章に突入する」と見出しを打ち、これまで何度も女子サッカー界の歴史に刻まれる戦いを繰り広げてきた日米対決にスポットライトを当てている。2011年の女子ワールドカップ(W杯)では決勝戦で日本がアメリカを撃破し優勝を果たした一方、翌年の五輪では決勝でアメリカが日本を下して優勝。2015年の女子W杯でも決勝で対戦したが、アメリカに軍配が上がっている。
記事では、「近年の両チームとも、誰とでも互角に戦える強豪の地位を確立している。日本は主要大会で傑出したパフォーマンスを示しており、昨年はW杯王者スペインを4-0で打ち負かした」と説明し、「アメリカも依然として世界最高峰の一角だが、昨年のW杯では無念のベスト16敗退を喫し、再建の真っ只中だ。今のところ順調だが、新体制が発足してまだ日が浅いので、どの程度の実力なのか評価は難しい。激戦になると予想される」と、どちらに勝利が転がってもおかしくないビッグマッチになると指摘していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)