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ミランFWがユーベに与えられた後半ATのPK判定に激怒 試合後に鬼の形相で主審に突撃し猛抗議
エリア内での微妙なハンドでPKを献上 敵地で王者ユベントスに1-2で敗れる
ACミランは10日の敵地ユベントス戦で、1-1で迎えた後半アディショナルタイム5分にエリア内での微妙なハンドの判定でPKを与え、勝ち点1を逃した。かつて審判買収などの八百長事件でフットボール界を震撼させた王者に与えられた試合終了間際のPK判定に、コロンビア代表FWカルロス・バッカが激怒。試合後にピッチから引き上げるダビデ・マッサ主審に猛然と詰め寄り、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督とアドリアーノ・ガリアーニCEOに食い止められる一幕があった。
ミランにとってはあまりにも苦々しい結末となった。前半30分に先制されるも、同43分にバッカのゴールで1-1の同点に。その後はユベントスの圧倒的な攻勢をGKジャンルイジ・ドンナルンマのスーパーセーブなどでしのぎ続けたが、後半アディショナルタイム5分に悲劇が起きる。ユベントスDFステファン・リヒトシュタイナーのクロスが、カバーに入ったDFマッティア・デ・シリオの左腕に不意に当たる格好となった。
後半アディショナルタイムの表示が4分だったため、この試合のラストプレーになる可能性が高かったシーンで、マッサ主審はPKを宣告。ディバラが落ち着いて決めて、王者ユベントスが勝ち点3を手にした。
この判定に激怒したのは、一時同点に追いつくゴールを決めたバッカだ。ロッカールームに戻るマッサ主審に猛然と詰め寄り、今にも掴みかからんばかりの鬼の形相で抗議したが、長期出場停止の恐れもあるだけにモンテッラ監督が主審との間に入って制止。ガリアーニCEOもバッカの右腕をつかみ、必死に食い止めた。
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