スペインの「欠点は明らか」 日本戦を母国紙が展望「最も優れていたチームの1つ」と警戒
東京五輪ではスペインが延長戦の末勝利
大岩剛監督率いるU-23日本代表は現地時間8月2日、パリ五輪の準々決勝でスペインと対戦する。スペイン紙「マルカ」は「日本はグループリーグで最も優れていたチームの1つ」と日本を評価し、大一番に向けた展望を伝えている。
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日本はグループリーグでパラグアイを5-0、マリとイスラエルをそれぞれ1-0で下し、3連勝のD組首位で決勝トーナメントに進出。7得点0失点と盤石の戦いぶりを披露した。対するスペインは2勝1敗の勝ち点6で、C組2位で勝ち上がってきた。
スペインは勝利したウズベキスタン戦(2-1)、ドミニカ戦(3-1)も含め、3試合連続失点中と守備には課題を残す。「マルカ」紙は日本戦を前に「スペインの欠点は明らか。ディフェンス面はより堅実になる必要がある」と母国代表チームの“弱点”を指摘している。
さらに同紙は日本について「スペインが直面する相手はグループリーグで最も優れていたチームの1つ」と記した。グループ3連勝と3試合連続無失点を達成したのは開催国フランスと日本のみ、さらに7得点はフランスとアメリカと並んでグループリーグ最多タイ記録であることも合わせて紹介されている。スペインを率いるサンティ・デニア監督も「彼らには素晴らしい守備組織、機動力とクオリティーのある攻撃がある」と攻守に隙のない日本へ最大限の警戒を示していた。
日本とスペインは前回の東京五輪でも準決勝で対戦。その時は延長戦にもつれ込む熱戦の末に、スペインがMFマルコ・アセンシオのゴールで1-0の勝利を収めた。日本はメダルへの挑戦を阻まれた因縁の相手へのリベンジを果たすことができるのか、注目の一戦を迎える。
(FOOTBALL ZONE編集部)