広島、日本代表MF川辺駿の3年ぶり復帰を発表 完全移籍でクラブ間合意「間違いなく1番大きな決断」
2021年以来の広島復帰
J1サンフレッチェ広島は8月2日、ベルギー1部スタンダール・リエージュと日本代表MF川辺駿の完全移籍について基本合意に達したと発表した。今後はメディカルチェックを経て正式契約が結ばれる。
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広島ジュニアユース、広島ユースで育った川辺は高校3年生だった2013年に2種登録選手として登録。2014年にトップ昇格を果たすと、2015年途中にレンタルでジュビロ磐田へと移籍した。2018年に4年ぶりに広島に復帰すると、レギュラーとして活躍し、2021年には日本代表にも選出された。
2021年夏にスイス1部グラスホッパーへと移籍。さらに2022年にはイングランド1部ウォルバーハンプトンへと移籍し、レンタルでグラスホッパーの一員としてプレーを続けた。2023年7月にスタンダール・リエージュへと完全移籍した。28歳MFは広島に3年ぶりの復帰となる。
ベルギーの地元メディア「Sudinfo」は「川辺は広島からの関心を受けて日本への帰国を強く希望していた。リエージュはボーナス込みで350万ユーロ(約5億8000万円)のオファーを受け入れる寸前である」と、高額の移籍金を伝えていた。
川辺のコメントは以下の通り。
「サンフレッチェ広島という大好きなクラブ、自分の育ったクラブからオファーをもらい、またこのエンブレムを付けてプレーできることを嬉しく思います! 自分のキャリアの中で間違いなく1番大きな決断になりました! 年齢やパフォーマンス面でもこれからくるピークをこのクラブの為に闘いたいと思いました! エディオンピースウイング広島で会えるのを楽しみにしています!」
(FOOTBALL ZONE編集部)