鎌田大地が20歳英逸材と“名コンビ”に?「有望な補強であることを証明」 現地称賛「良い兆候」
テストマッチで決定機、20歳ウォートンとの連係にも注目
イングランド1部プレミアリーグのクリスタル・パレスに新加入した日本代表MF鎌田大地は、現地時間7月31日にアメリカで行われたウォルバーハンプトンとのテストマッチで先発出場。45分間プレーした。現地メディアは良い連係を見せた20歳のMFとのコンビネーションに大きな期待を寄せている。
31日に新天地での背番号が「18」に決まった鎌田は、その決まったばかりの18番を背負ってウォルバーハンプトン戦に先発出場。前半12分、DFラインのギャップにできたスペースに入り込み、MFアダム・ウォートンからのパスを受けてGKと1対1の決定機を迎えた。右足で放ったシュートは左ポストに当たって惜しくも得点にはならなかったが、持ち前のスペースを突く巧みな動きから決定機に絡んだ。
鎌田は前半45分のみの出場で交代。試合はクリスタル・パレスが3-1で勝利した。英地元メディア「We Are Palace」は「アダム・ウォートンと鎌田大地はソリッドなデュオに見えた」とEUROのイングランド代表候補にも名を連ねていた20歳と鎌田のコンビに好印象を抱いていた。
「彼らは得点を決めたわけではなく、試合への直接的なインパクトはなかったが、中盤で上手く連係していて、このペアが有望な補強であることを証明した。非常にテクニックに優れたこの2選手は可能な限り、ボールを持ってプレーしたがる。2人が一緒にプレーすることを楽しんでいたのは良い兆候だ。そして、我々も彼らを見るのが楽しかった」
26日に行われたクローリー・タウンとのテストマッチで移籍後初ゴールをマークしていた鎌田。コンディションは良さそうで、フランクフルトに続いてクリスタル・パレスでもオリバー・グラスナー監督の下で攻撃陣の中心として存在感を放ち続けているようだ。
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