城福浩監督インタビュー、染野唯月&森田晃樹対談など豪華企画をクラブハウスで実施

　東京ヴェルディの16年ぶりとなるJ1リーグ昇格は大きな話題となった。昨シーズンのJ2リーグで3位となり、J1昇格プレーオフを制して今季20番目のクラブとしてJ1に参戦したチームは開幕後も勝ち点を着実に重ね、リーグ第24節終了時で8勝10分6敗の成績を残し、9位につけている。

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　そんな東京Vのホットな情報を今年2月から届けているのが、BS松竹東急で毎週金曜日23時から放送されている東京ヴェルディ応援番組『カモン！ヴェルディ!!』だ。

　クラブOBである元日本代表MF北澤豪氏とフリーアナウンサーの勝野みなみさんがMCを務める応援番組では、試合結果や次節の見どころ、選手や監督インタビューなどの企画を発信し、東京Vの魅力を伝えている。

　7月下旬、明日8月2日金曜日の放送に向けて番組史上初めて東京Vのクラブハウスで番組収録が行われ、「FOOTBALL ZONE」では、その様子を密着取材した。

城福監督が覗かせた愛着「結構、持っているのが『緑』だらけ」

　J1が中断期間に入っていることもあり、この日は城福浩監督の単独インタビュー、FW染野唯月とMF森田晃樹の対談など豪華企画が組まれた。

　以前、番組に出た際に「勝負どころでは緑色のソックスを履く」と発言していた城福監督は、この日も緑のソックスで登場。2022年6月からチームを率いる指揮官は「結構、持っているのが『緑』だらけ」と明かし、「緑が元々カラーとして好きなんです。緑を付けられない時期もあったけれど、緑は好きだった。今は思う存分に、自然と付けられる」と笑顔で語り、芝の色でもあり東京Vのチームカラーでもある緑への愛着を覗かせた。

　和やかに始まった城福監督のインタビューだったが、今季ここまでのリーグ戦を振り返り、そしてクラブの未来像を語っていくなかで、指揮官の言葉に力がこもる。J1を戦うなかで感じたこと、J2との違い、今季後半戦で失点数を減らすための考え、ヴィッセル神戸戦の直後に3バック変更に踏み切った舞台裏など、話題は多岐にわたった。

MC北澤氏も大興奮のスーパーゴール、染野は照れくさそうに笑み

　染野と森田の選手対談では、染野が第8節のFC東京戦（2-2）で決めたスーパーボレーが話題に上がった。この試合を番組内で解説していた北澤氏は大興奮で「（元ブラジル代表FW）ペレか、染野か!!」と、サッカーのレジェンドと比較して絶叫していたが、染野もこのゴールは気に入っているようで「100回くらいは見た」と、照れくさそうに笑っていた。

　昨季、16年ぶりのJ1昇格に大きく貢献した2人は番組内で、J1を戦うなかで感じた印象、通用しているポイントや改善ポイントにも言及。そして8月7日の第25節で対戦するサンフレッチェ広島についての印象や2人が考えるキーポイントも挙げている。

　選手や監督が普段過ごす東京Vのクラブハウスで行われた8月2日金曜日放送の『カモン！ヴェルディ!!』収録とあって、リラックスムードのなかさまざまな話が飛び交っていた。