遠藤航はアーセナル戦で「改善が見られた」 新体制下では酷評も…地元評価に変化「何度も危険を察知」
遠藤はアーセナル戦で後半からプレー
イングランド1部プレミアリーグのリバプールに所属する日本代表MF遠藤航は、現地時間7月31日に行われたアーセナルとのテストマッチに後半から途中出場。地元紙はそのパフォーマンスについて「改善が見られた」と評価している。
アメリカにツアー中のリバプールはプレミアリーグのライバルとなるアーセナルと対戦。前半13分にエースのFWのモハメド・サラーのゴールで先制すると、同34分にはMFファビオ・カルヴァーリョが追加点を奪った。
アーセナルも前半のうちにFWカイ・ハフェルツが1点を返したが、後半はスコアが動かず、そのままリバプールが2-1で勝利を収めた。
31歳の遠藤は後半頭から途中出場。同40分にイエローカードを受けたが、中盤でデュエルを仕掛け相手のチャンスの芽を摘み取るなど持ち味を発揮した。
リバプール地元紙「リバプール・エコー」は途中出場の遠藤を6点と採点し、「日本代表キャプテンには改善が見られ、何度も危険を察知し、物事を落ち着かせていた。終盤にはチャレンジが遅れて警告を受けた」とコメントを寄せた。ここまでのプレシーズンマッチでは低調な出来が指摘されていたなかで、開幕に向けて着々とパフォーマンスを高めることができているようだ。
フランスのマルセイユからオファーが届くなど去就問題が浮上しているが、現時点ではチームにいる数少ない守備的MFの選択となっている遠藤。スロット監督へさらなるアピールをして、定位置を再び掴みとることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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