遠藤航は「犠牲」になりうる? 英記者がリアルな去就動向を考察「チーム内で人気がある」
遠藤を「急いで放出することはないだろう」とジョーンズ記者が言及
イングランド1部プレミアリーグのリバプールに所属する、日本代表MF遠藤航の去就問題が話題となっている。フランスの強豪マルセイユからのオファーを機に、クラブは放出も辞さない構えだと報じられているなかで、英紙「デイリー・ミラー」の記者マーク・ジョーンズ氏はリバプールが遠藤の放出を急いでいるわけではないとしたうえで、新戦力補強のための“犠牲”になるかもしれないとの見解を示している。
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リバプールは遠藤に対するマルセイユからの1400万ユーロ(約23億円)の獲得オファーを拒否した。このことから遠藤を簡単に手放すつもりがないことは分かるが、その一方で現地メディアでは放出の噂が過熱し始めている。
「デイリー・ミラー」紙のYouTubeチャンネルに出演したジョーンズ氏は、遠藤退団の可能性について「リバプールはそのポジションの選手を買う資金を工面するために、遠藤をその犠牲とみなすかもしれない」とコメントした。「彼はチーム内で人気があり、上手く適応しているので、リバプールが彼を急いで放出することはないだろう」と念押ししたうえで、クラブの戦略として売却の可能性があるのではと述べていた。
「リバプールは(CEO)のマイケル・エドワーズと(スポーツディレクターの)リチャード・ヒューズの下で変革が進んでいる。彼らは選手たちの価値を引き出す方法をよく知っている。エドワーズがかつてそうしていたように、選手の売却にも長けている。もし誰かがより高い金額で入札を行えば、それは31歳、32歳のMFに対する良い金額だと判断するだろう。ただ、彼が出ていくことになれば、間違いなくそのポジションに新しい選手が必要になるだろう」
リバプールにとって遠藤は優先的な放出候補というわけではなくても、今後の動向次第では移籍の可能性があると見られている。
(FOOTBALL ZONE編集部)