下平監督がファン感謝祭で右足アキレス腱を断裂して手術

　J2のＶ・ファーレン長崎は7月30日、下平隆宏監督がファン感謝祭イベント「V-VAREN SUMMER FESTIVAL 2024 in トラスタ」でアキレス腱を断裂し、手術を受けたことを発表した。まさかの指揮官負傷のニュースは大きな話題を呼び、クラブ公式X（旧ツイッター）のポストは1日足らずで表示回数が300万回を超えている。

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　今季から長崎の指揮を執る52歳の下平監督。チームはJ2リーグで勝ち点51（14勝9分1敗）の2位とJ1昇格を狙える好位置につけている。

　そのなかで、第2節以降で負け知らずのチームにまさかの指揮官負傷のニュースが飛び込んだ。7月28日に行われたファン感謝祭のイベントにおいて、下平監督が右足アキレス腱断裂の重傷を負ったという。

　クラブの事前発表では、当日は「タイムリミットチャレンジ」、「勝利の綱引き」、「バケツリレー対決」、「大縄跳び対決」、「ベンチプレス対決」と5つのバトルに選手・スタッフが参加していた。

　下平監督は7月29日に手術を実施。8月3日開催予定のJ2第25節水戸ホーリーホック戦は、変わらずチームの指揮を執る予定だとし、クラブは「下平監督の怪我の完治に向け、チームとしても全力でサポートしてまいります」とコメントした。

　また、下平監督も「ファン、サポーターの皆様、いつも応援ありがとうございます。28日にトラスタで行われたファン感謝祭で直接皆様に日頃の感謝の気持ちをお伝えしたかったのですが、怪我で途中退場してしまい伝えることができず、申し訳ございませんでした。そして、皆様にはご心配をおかけしていますが、8月3日のホーム水戸戦からは問題なく指揮を執れます。J2優勝、J1昇格に向け、改めて選手、スタッフ、クラブが一丸となって戦っていきますのでこれからも応援よろしくお願いします！」と語った。

　このリリース後、「アキレス腱断裂」「下平監督」がトレンド入り。長崎のクラブ公式Xにポストされた投稿は24時間が経たないうちに表示回数が300万回を突破し、ファンからは「監督がアキレス腱断裂で途中退場って初めて聞いた」「どんだけハードなの」「マジで何やった」「下平監督に何やらせたのよ」「下平監督お大事に」といった、驚きに声が相次いでいた。