「今考えればすごく後悔」 元日本代表FWに“海外オファー”の過去…当時の心境明かす
興梠慎三が今季限りでの引退を表明
浦和レッズのFW興梠慎三は7月31日、今季限りで現役引退すると発表。埼玉スタジアムで開かれた会見で、興梠は「海外からオファーがあった」過去を明かしている。
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興梠は鵬翔高校から2005年に鹿島アントラーズに加入。鹿島では国内三冠の獲得に貢献し、13年に浦和へ移籍した。クラブのJ1最多ゴール記録を塗り替えるなど個人でも好成績を収め、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の2回優勝、ルヴァンカップと天皇杯優勝に貢献した。
22年は期限付き移籍で北海道コンサドーレの一員としてプレー。23年より浦和に復帰していたなか24年7月31日、自身38歳の誕生日に今季限りでの現役引退を発表している。
日本代表として16キャップを刻む興梠は、過去に海外クラブからのオファーがあったことを明言。「でも、自分自身がそんなに海外でチャレンジしたいという気持ちに全くならなかったのが事実」と当時の心境を振り返りつつ「今考えれば、すごく後悔しています」と現在の正直な思いも口にしている。
「もっと活躍できたんじゃないかなと半分思う気持ちで、あと半分は行かなかったからここまで来られたのかなと思います」
興梠本人が語ったように、海外に行かなかったからこその記録も多々あるはず。残りの半年間、選手として奮闘する38歳ストライカーの勇姿を、Jリーグで多くのファンが見届けることができる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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