マルセイユ酒井、フランス語理解を求める監督に反撃 立場逆なら…「半年間で日本語習得は難しい」

ハリル監督から「メールでメッセージ」

 マルセイユで急成長を遂げる酒井に注目しているのが、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督だ。2018年ロシア・ワールドカップアジア最終予選の前半戦5試合では、累積警告で出場停止となった敵地オーストラリア戦を除き、4試合すべてにフル出場。いまや不動の右SBとして地歩を固めつつある。

 そうした背景もあり、会見では「ハリルホジッチ監督からアシストやクロス精度について求められている。最近は向上しているように思えるが、彼からの評価は?」と問われた。酒井は「久しく喋っていないので……」と前置きしながらも、「メールでのメッセージは受け取っていますが、細かい話はしていないので、今どういう評価をされているのかは分からない。とにかく良い情報が届くようにプレーするだけ」と意気込んだ。

 会見でガルシア監督に反撃するほどの余裕を漂わせる26歳の酒井は、フランスで一気にブレイクを遂げ、自身の評価をさらに高めることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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