五輪過密日程は「キツい」 大岩ジャパン戦士が中2日続きに本音吐露「単純に疲れていた」
山本理仁や細谷真央も疲労感をにじます
大岩剛監督率いるU-23日本代表は現地時間7月30日、パリ五輪の男子サッカー・グループリーグ第3戦イスラエル戦で1-0と勝利した。3連勝でグループD首位通過を果たした一方、中2日での過密日程について、選手からは「キツい」「疲れていた」といった声も聞かれた。
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7月24日のグループリーグ初戦パラグアイ戦(5-0)から中2日のハードスケジュールで試合が続くなか、大岩監督は前節マリ戦(1-0)からスタメン6人を変更。勝てば決勝トーナメント進出の可能性を残すイスラエル相手に苦戦を強いられたが、GK小久保玲央ブライアンの好セーブでピンチをしのぎ切ると、試合終盤にはエースのFW細谷真大が今大会初ゴールを挙げて、最終戦でも勝ち点3を上積みした。
大会3連勝でグループD首位通過を果たした一方で、初戦でFW平河悠が負傷したのに続き、イスラエル戦でもMF川﨑颯太が相手選手との競り合いで腰を打撲し、途中交代を余儀なくされた。
小久保とともに3試合連続でスタメン出場したMF山本理仁は、過密日程について問われ、「キツいですよ」と一言。その後、「キツくないことはないけど、僕も全力でこの2日間で回復に努めたし、メディカルスタッフも120%でケアにあたってくれているので言い訳はできない。しっかり自分が出たなかで100%の仕事をしようと思った」と語った。
一方、後半34分から途中出場し、殊勲の決勝点を挙げた細谷だが、ゴール後の喜びが控えめだったことを訊かれると、「単純に疲れていました。途中から入ったのですが、蒸し暑かったりもしたので」とコメント。「また違う疲れもあるので、この後しっかりケアをしていきたい」と、8月2日の準々決勝スペイン戦に向けて切り替えていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)