V候補スペインが日本を警戒「楽な相手にはならず」…金メダル獲得は「より困難なものに」
五輪準々決勝で日本とスペインが激突、現地紙が展望
パリ五輪・男子サッカー競技は現地時間7月30日にグループリーグ最終節を行い、C組ではスペイン代表がエジプト代表に1-2で敗れる波乱が起きた。この結果、スペインはC組2位となり、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、「金メダル獲得への道は、より困難なものになった」と伝えている。
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スペインは初戦でウズベキスタンに2-1で勝利し、続くドミニカ共和国戦にも3-1で勝利し、グループリーグ2連勝で決勝トーナメント進出を決めていた。前回大会は決勝でブラジルに1-2で惜敗し、欧州で開催される今大会こそ金メダル獲得を目指していたが、まさかのグループ首位通過を逃すこととなった。これによりスペインの準々決勝の対戦相手は、D組の1位チームとなり、日本と対戦する。
この結果を受けて「ムンド・デポルティーボ」は、「スペイン代表はエジプトに1-2で敗れてCグループの2位になったことで厳しい状況に陥った。金メダル獲得への道は、より困難なものになった」とし、「まず準々決勝で彼らは日本と対戦することになる。最初の2試合でグループ首位通過をほぼ確実にしたチームとの試合は、スペインにとっても楽な相手にはならずに一丸となる必要がある」と、東京五輪の準決勝でも対戦した日本との試合を警戒した。
前回の東京五輪準決勝では、日本とスペインの試合は延長戦までもつれる熱戦となっており、A代表の試合とはいえ、カタールW杯では日本がスペインに2-1で勝利している。そうした背景もあって、日本戦に対してはスペインも警戒しているのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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