五輪男子サッカー・グループリーグ最終節実施

　パリ五輪男子サッカー競技は現地時間7月30日、グループリーグ最終節を行い、D組のU-23日本代表はイスラエルと対戦。後半途中にMF川﨑颯太が故障で交代するアクシデントが発生した。

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　日本はグループリーグ初戦（24日）でパラグアイに5-0で大勝。続くグループ第2節（27日）でマリを1-0で下し、最終節を前に準々決勝進出を決めている。このイスラエル戦は引き分け以上で首位通過、敗れると他会場の結果次第で首位または2位通過という状況で迎えた。

　日本の大岩剛監督は第2戦のマリ戦からはスタメンを6人変更し、主将のMF藤田譲瑠チマもベンチスタートに。最終ラインのDF鈴木海音とDF内野貴史は大会初出場になり、前線ではFW佐藤恵允とFW藤尾翔太がスタメン出場した。

　勝利しか決勝トーナメント進出がないイスラエルは前半から攻め続けるも、日本は小久保の好セーブ連発でピンチを脱する。そのなかで、後半32分、日本にアクシデントが発生。中盤で相手のファウルを受けたMF川﨑颯太が負傷し、チームドクターからプレー続行不可能の合図が出た。交代の用意をしていたFW細谷真大に加えて温存していた藤田をピッチに送り込むことになった。

　日本は初戦を迎える前にDF半田陸が負傷離脱。MF平河悠が初戦パラグアイ戦で足を踏みつけられて途中交代。女子では初戦のスペイン戦で負傷したDF清水梨紗が離脱しており、MF藤野あおばも車いす姿だった。

　日本は順位こそ不確定だったものの、すでに突破が決まっていたため、SNS上では「消化試合で負傷はきつい」「消化試合で怪我は本当に惜しい」「消化試合みたいなゲームでケガせんでくれよ」「この消化試合でバツ印で交代するのは痛い」と心配する声が相次いでいた。