今季1部残留が濃厚も来季の監督交代を模索

　日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティの監督を先日解任されたクラウディオ・ラニエリ氏は、来季の仕事場がスペインリーグになる可能性が浮上している。スペイン紙「AS」が報じた。

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　ラニエリ氏は昨季、ミラクルと呼ばれたレスターでのプレミアリーグ初制覇を成し遂げたが、今季は不振に陥った。開幕から低迷し残留争いの渦中にあった2月にあえなく解任されたが、昨季見せた手腕は世界中に鳴り響いた。

　そのラニエリ氏に、スペインリーグのラス・パルマスが来季の監督として招聘する可能性を探っているという。一時は今冬の移籍市場でスペイン2部テネリフェに加入した元日本代表MF柴崎岳の新天地候補とされたクラブだが、26試合を終えた現在の順位は12位。降格圏の18位グラナダとは勝ち点13差があり1部残留は確定的だが、チームとしてもう一つ上のステップへ進むために来季の監督交代を模索しているという。

　イングランドでは今季、周囲の喧騒に悩まされたというラニエリ氏だが、来季はカナリア諸島の穏やかな環境の中で再スタートを切ることになるのだろうか。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images