遠藤航に求められる挑戦「常に攻撃的な影響を」 リバプール新監督の意図を紐解く「少し違う」

遠藤航の去就は?【写真:ロイター】
遠藤航の去就は?【写真:ロイター】

リバプールのスロット監督の求めるプレーに遠藤が言及

 イングランド1部(プレミアリーグ)リバプールは、昨季限りでユルゲン・クロップ監督が退任し、今シーズンからはアルネ・スロット監督がチームを率いている。現在、アメリカでプレシーズンを過ごしているリバプールは、新監督のやり方に順応している最中だが、日本代表MF遠藤航が、その進捗状況についてコメントした。英公共放送「BBC」が報じている。

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 リバプールは7月26日にスペイン1部(ラ・リーガ)ベティスとプレシーズンマッチを行い、1-0で勝利した。この試合に先発出場した遠藤だが、自陣でのボールロストが何度か見られたこともあり、決して高い評価は得られていない。新シーズンに向けて準備を進めるなか、昨季までとの戦い方の違いを問われた遠藤は、「特に攻撃面が違います。彼は昨シーズンとは少し違うプレーを求めています」とコメントした。

 31歳の遠藤は「攻撃面については、僕にとって新しいチャレンジになると思っています。常に攻撃的な影響を与えるようとしています。ボールを保持してプレーすることが多くなって、走り込みのセッションも増えました。今はプレシーズンだから、新しいシーズンに向けて準備をしなければいけませんが、とても楽しめています。人としても、彼はとても良い人です。選手やスタッフと、たくさんコミュニケーションをとってくれます」と、監督と意思疎通もできている様子を窺わせている。

 また、昨季プレミアリーグで2位だったアーセナルにプレシーズンで勝利(2-1)したが、リバプールがタイトルを争うのにふさわしいことを示せるかと問われると、遠藤は「まだ(タイトルについて話すのは)早過ぎる」と返したという。そして「とてもタフな試合になると思うし、僕たちにとって重要な試合になります。今はプレシーズンでコンディションを上げることと監督がどういうプレーを求めているかを学ぶことが優先です。ミーティングでも、たくさんの新しい戦術の話をしていますし、そっちの方が重要です」と、この時期の試合結果よりも、シーズンを通して戦えるチーム作りに主眼を置いていることを強調した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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