浦和監督「あと1人を獲得できれば」 補強に明言…SDやスカウティングと「話し合っている」
ヘグモ監督がニューカッスル戦の前日会見に出席
浦和レッズのペア・マティアス・ヘグモ監督は、7月31日に埼玉スタジアムで行われるニューカッスル(イングランド)との国際親善試合に向けた前日会見をオンラインで実施。登録ウインドーも開いている時期だけに「少なくともあと1人を獲得できれば」とプランを話した。
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浦和は7月21日にJ1リーグ第24節の北海道コンサドーレ札幌戦(3-4)を終え、約1週間のオフを取って28日にトレーニングを再開。ヘグモ監督は「1月中旬に活動を開始して、長めの休みは今までになかった。そして、昨年の12月のクラブワールドカップ(W杯)のあとのオフもあまり長くなかった。今回は6日、7日とオフを与えることで選手にもスタッフにもいい効果があったと思う。比較的、短い期間で(リーグ戦)24試合をプレーしてきた。出続けている選手、怪我をしている選手もさまざまだが、メンタル的なものもそうだしフィジカル的にも良い効果があると思う」と、狙いを話した。
浦和は6月末に主将として今季スタートしたDF酒井宏樹やDFアレクサンダー・ショルツ、MF岩尾憲が移籍により退団した。また、開幕後にはMF早川隼平とFW髙橋利樹が期限付き移籍でチームを離れている。現在Jリーグのシーズンでは7月8日から第2回の登録ウインドーが開いている。期限は8月21日までになるが、FW二田理央とMF本間至恩を欧州からの「逆輸入」の形で獲得している。
ヘグモ監督は「堀之内スポーツ・ダイレクター(SD)やスカウティング担当とはいつも良い話をしている。このウインドーの間に少なくともあと1人を獲得できればと思っている」と明言。そして「さまざまな状況を想定して話し合っている。あまりディテールは話せないが、何かがあれば堀之内SDから話があるだろう」と、補強に動いていることを話した。
一方で、負傷離脱が非常に多かった前半戦からMF中島翔哉やMFサミュエル・グスタフソンがトレーニングに戻り、すでに復帰はしているもののMF関根貴大、MF大久保智明、FW松尾佑介にも触れて「いる選手の健康も大事だ。今季に関しては新加入のような選手もいるので彼らが試合に出られるようになれば選択肢も増える。怪我人も戻っているが、ハングリーな選手が練習できている。それが今後数か月にいい影響を与えると思う」と、復帰選手のフル稼働にも期待を込めていた。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)