ニューカッスル”来日ツアー”の狙い「極めて暑いが」 指揮官が臨む「新しい経験」
アメリカツアーを行うプレミアリーグのクラブが多いなかで日本を選んだ
イングランド1部ニューカッスルは「Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo」で7月31日に浦和レッズ、8月3日に横浜F・マリノスと対戦する。7月30日に記者会見に臨んだエディ・ハウ監督はツアー開催地に日本を選んだ理由について「クラブに新しい経験をさせたい」「新しいサポーターを日本で獲得できたらと思っている」と答え「日本は極めて暑いが、この暑さのなかで試合をすることが、シーズンが開幕してからプラス材料になると信じている」と語った。
昨季、リーグ戦を7位で終えた一方でUEFAチャンピオンズリーグ出場の経験を積んだニューカッスル。今夏に行われたEUROで決勝を戦ったイングランド代表のDFキーラン・トリッピアーとFWアンソニー・ゴードンはメンバー外となった一方、FWアレクサンデル・イサク、MFブルーノ・ギマランイス、FWミゲル・アルミロンら主力勢が来日し、賭博違反による出場停止処分が下されているMFサンドロ・トナーリも帯同している。
今夏のプレシーズンツアーをアメリカで行っているプレミアリーグ勢が多い一方、ニューカッスルが開催地に遠方の日本を選択。会見でハウ監督は「クラブに新しい経験をさせたい。それは選手だけでなくスタッフに対しても、だ。人生の中で、日本に来る経験はなかなかない」と、その理由について言及している。
ニューカッスルにとっては1996年以来、実に28年ぶりの来日となるが「この機会にニューカッスルの新しいサポーターを日本で獲得できたらと思っている。プロとして様々な場所に赴くというのは、オールラウンドの能力を身につけるきっかけになる」と語っていた。