猛暑下練習に悲鳴で反響 Jクラブはファンサ中止…日本代表OB「サッカーしていいか、悪いかで言ったら、おそらくダメ」
浦和MF宇賀神が訴え…J2熊本は練習後のファンサ中止を発表
J1浦和レッズの36歳MF宇賀神友弥が7月28日、自身のX(旧ツイッター)で「この暑さでサッカーってしていいの?」と訴えた。健康に影響を及ぼす危険な暑さの中でのトレーニングに一石を投じた形だが、日本代表OB栗原勇蔵氏は「していいか、悪いかで言ったら、おそらくダメ」と感想を述べている。
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日本は連日猛暑が続くなかで、7月28日の関東地方は高気圧に覆われ、朝から強い日差しが照りつけ厳しい暑さとなった。浦和の練習場がある埼玉県さいたま市は36度の猛暑日となり、気象庁からは熱中症警戒アラートが発動されたなか、チームはオフ明け初日に非公開で午前中から練習を実施した。
宇賀神は午前練後、「練習終わったけどさ、、、この暑さでサッカーってしていいの?笑」とXに投稿。今年でプロ15年目、百戦錬磨のベテランもあまりの暑さに身の危険を感じたようで、酷暑の中でトレーニングをすることに対する訴えに対し、川崎フロンターレや清水エスパルスなどで活躍した元北朝鮮代表FW鄭大世氏も「ダメやと思う」と反応するなど、反響を呼んでいた。
J2ロアッソ熊本は7月30日、「練習後のファンサービス中止のお知らせ」と題し、「気温上昇による熱中症のリスク、および感染症予防のため、本日7月30日(火)より当面の間、トップチームのファンサービスを中止させていただくことになりました」と発表。練習見学は予定通り実施としつつ、「こまめな水分補給など、体調管理にご注意いただきますようお願いいたします」と呼びかけた。
現役時代に横浜F・マリノス一筋で18年間プレーした元日本代表DF栗原氏は、宇賀神の投稿も踏まえて「(猛暑の中でサッカーを)していいか、悪いかで言ったら、おそらくダメですね(苦笑)。現役時代、暑さのあまり、練習時間が短縮されたこともありました。今は対策がもっと進んで、気温と湿度によって条件を設けていることもあるみたいです」と、振り返っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)