17歳日本人逸材が「渡欧してまう」 来日対戦で衝撃…欧州クラブDF2人翻弄の圧巻技「漫画よ」

清水の高校生Jリーガーに注目(写真はイメージです)【写真:小林 靖】
清水の高校生Jリーガーに注目(写真はイメージです)【写真:小林 靖】

スタッド・ランスで超絶プレー、清水17歳の圧巻技が話題

 J2首位の清水エスパルスは、7月27日に行われたフランス1部スタッド・ランスとの親善試合で3-0と快勝。日本代表MF伊東純也、MF中村敬斗を擁する欧州クラブ相手に堂々たる戦いぶりを見せたこの一戦で、17歳の高校生JリーガーMF西原源樹が圧巻技で相手を翻弄し、会場を沸かせた。ポテンシャルを感じさせたその場面が反響を呼んでいる。

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 静岡県のIAIスタジアム日本平に来日ツアー中のランスを迎えたこの一戦は前半27分、清水FWルーカス・ブラガが右足で先制ゴールを奪取。日本代表の伊東、中村が揃って先発するなかでさらに同アディショナルタイム(AT)に再びブラガが得点すると、後半AT3分にはMF成岡輝瑠がダメ押しとなる3点目を決めて、快勝となった。

 得点以外でひと際注目を集めたのは、後半12分からピッチに立った西原が魅せたワンプレーだ。同22分、敵陣でボールを受けた場面で対峙したDFアブドゥール・コネの股を抜く突破で1人をかわすと、後方から身体を寄せてきたDFアルトゥル・チャプチャットも巧みなタッチで突破し、ゴール前へ。堪らずコネがファウルで止めた。

 欧州クラブを相手に、類まれなテクニックを発揮した西原。今季2種登録された現役高校生は、スピード感あふれるドリブル突破でプロの舞台で存在感を発揮しており、4月20日のベガルタ仙台戦(3-2)でクラブ最年少(17歳4か月4日)でのプロ初ゴールを記録するなど、本格ブレイクが期待の逸材だ。

 会場が沸いたこの場面はSNS上で反響を呼び、「高校3年生でこれはやばい」「漫画よ。ダブルまた抜きなんてさ!」「才能が見つかってしまった…渡欧してまう…」「めっちゃ上手いな」といった驚きの声が続々。海外クラブ相手にも物怖じせず、ポテンシャルを発揮した17歳のさらなる飛躍に期待が膨らむ。

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