ブラジルに劇的勝利のなでしこJ、日本代表DFも現地で応援

　パリ五輪の女子サッカー競技は現地時間7月28日にグループリーグ第2戦が行われ、C組のなでしこジャパン（日本女子代表）はブラジル代表に2-1で逆転勝ちした。試合終盤に2得点を奪っての劇的勝利となったこの試合の会場には、日本代表“欧州組”の姿もあった。

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　スペインとの初戦を1-2で落として迎えたブラジル戦で、日本は後半11分に失点。0-1で後半アディショナルタイム（AT）に突入したなかで、途中出場の19歳MF谷川萌々子が相手のハンドを誘ってPKを獲得すると、これをDF熊谷紗希が決め同点に。さらにAT6分、谷川が右足で芸術的ループ弾を沈め、逆転勝利を飾った。

　劇的な幕切れとなった会場（パルク・デ・プランス／パリ）には、多くのファンに交じって日本代表戦士の姿もあった。なでしこジャパンの専属シェフとして同行する西芳照氏が試合後、自身のX（旧ツイッター）に複数写真をアップ。2ショットで写った1枚でスタンドに佇んでいたのはDF町田浩樹（ロイヤル・ユニオン・サン＝ジロワーズ）だった。

　町田は2022年に鹿島アントラーズからユニオンSGへ移籍し、今季で在籍4シーズン目。ベルギーリーグは新シーズンがすでに幕を開けており、27日の開幕戦（FCVデンデルEH）でフル出場を果たしていたなか、パリまで移動してなでしこJの応援に駆け付けていたようだ。

　クラブはもちろん、日本代表としても9月から始まるワールドカップ最終予選での活躍が期待される町田。劇的な幕切れとなった一戦を現地観戦した事実に、X上では「観に行ってたのか！」「見慣れたお顔が」「マチもなでしこの応援をしていたのですね」「町田がフランスにいる」といった驚きの声が広がっていた。